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アルファ粒子線による世界初のブラキセラピー(小線源治療)・プロジェクト始動


この度、ヘカバイオ株式会社は、強力でコンフォーマルなAlpha Tau Medical社製α(アルファ)粒子線がん治療機器の日本国内販売を目的としたAlpha Tau Medical社との合弁会社、アルファ・タウ・メディカル株式会社を2018年1月31日に設立し、業務を開始いたしました。 イスラエル、テルアビブに本社を置くAlpha Tau Medical社(http://www.alphataumedical.com/)は、膵臓癌を含むさまざまな固形癌に対する有効性が期待されているα粒子線を使用した、世界で初めての小線源治療(ブラキセラピー/Brachytherapy)の開発を行っている医療機器企業です。現在Alpha DaRT (Diffusing Alpha-Emitters Radiation Therapy)治療は、ヨーロッパ、アジア、アメリカにおいて同時に臨床開発を進めており、日本もこれに合わせて臨床開発を進めてまいります。イタリアとイスラエルにおいてはこの製品の有効性を確認するための治験を既に開始しています。 この治療の特長は、放射性のAlpha DaRTシードが直接固形癌内に挿入され、α粒子を放出することにより、癌細胞DNAを破壊することにあります。さらに、放射線治療では効果を得ることが難しかった低酸素性腫瘍に有効、がん種を選ばない、正常組織に対する損傷が少ないことも挙げられます。 現在国内で製品販売に向けて、主要のがんセンターとの協力の下、治験実施に向けて準備を進めております。 Alpha Tau Medical社(イスラエル)について Alpha Tau Medical社は、2003年にテルアビブ大学で開発された固形癌の治療のためのAlpha DaRT(Diffusing Alpha-Emitters Radiation Therapy)テクノロジーの研究、開発、および商業化に重点を置くイスラエルの医療機器会社です。 「私たちは情熱を持って研究と人類に向き合い、世界中の何百万人もの患者さんの腫瘍を破壊しつつ健康な組織を守り、患者さんの命を救う事ができるがん治療を可能にするよう努めています。」というミッションを掲げ、活動をしています。 Alpha Tau Medical社について、詳しくはこちら→http://www.alphataumedical.com/(英語のみ) Alpha DaRT Treatmentについて Alpha DaRT治療にはいくつかの重要な特長があげられます。 ・非常に強力でコンフォーマルである ・試験したすべての固形癌に対する有効性が実証済 ・腫瘍酸素レベルに関係なく有効 ・短い半減期 - 迅速な臨床結果 ・既知の全身性ネガティブ影響なし ・抗腫瘍免疫応答の刺激 ・シングルセッション治療 ・他の治療法と組み合わせが可能 ・使い捨てアプリケーターのため、資本設備や特別な遮蔽を必要としない ヘカバイオ株式会社について ヘカバイオ社は、豊富な経験とネットワークを有する社内マネージメントチームにより、がん、自己免疫性炎症性疾患、中枢神経疾病領域を中心とした製品の臨床開発や、マーケティング業務を主に行っています。日本独特の商習慣を尊重し法令等の遵守の下、海外の製薬企業に対し最適なコンサルティングサービスの提供を実施しております。より早い市場化を目指し、日本と世界との橋渡し役として最適なサービスの提供を心がけて業務を行っております。弊社ネットワークを最大活用し、希少疾病や難病と戦っている患者様のアンメット・メディカル・ニーズに応えるべく、あらゆる努力を惜しまず邁進していく所存です。


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