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執筆者の写真Talking NEWS

元東大生、モデル兼エンジニアが創業したベンチャー“スジテク”が急成長


人工知能を駆使した最先端のインターネットサービスとAIツールキットを提供するSujitech(スジテク)が、2017年に創業以来、急成長している。


GMIS 2017にゲストとして出席

Sujitech(スジテク)は、マンガや小説、アニメ、音楽、ゲーム等の才能あるクリエイターのサポートを目的に、最先端技術を駆使したインターネットサービスやAIツールキットを提供するベンチャー企業だ。 アプリケーション開発を中心に多様なビジネス展開を目指しており、その急成長ぶりが注目されている。 【創業者について】


ファウンダー兼CEOのYan Suji氏は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校にて情報工学を専攻しコンピューターを学んだが、ジョイントプログラムの一環で東京大学への留学を機に中退。学生の傍らビジネスのビジョンを見出し、成功と将来性を確信したことから卒業を待たずに起業した。創業わずか1年足らずで、国際的にも知名度の高い投資家、李豊氏から約100万ドル(約1億円)の融資を得るほどにまでに成長。今後の成長が期待される、勢いのある企業となった。 李豊氏はスジテクの出資者であると同時に、取締役として同社を支えている。 元IDGのパートナーだった李豊氏は、現在はFreeS Fund(峰瑞資本)設立パートナーとして、多くのスタートアップ企業やアニメ・オタク文化産業、数年前からはブロックチェーン・仮想通貨にも投資を続けている。また、リップルやコインベースの初期出資者であり、取締役としての顔も持つ実力派である。 一方、Yan Suji氏は経営者としてだけでなく、プロのモデルとしても活躍するほか、フリージャーナリスト、NVIDIAが出資するTuSimpleの自動運転システム開発エンジニアなど、多種多様な顔を持つ異色の人物だ。 女装で働く独自のスタイルは、Yan Suji氏が考える「ジェンダー・ニュートラル」の表現の一つ。独自の世界観でプロジェクトを動かすSuji氏は、TVなどのメディアに取りあげられることも多い。 2017年には、Synced主催の米国・ヨーロッパ・カナダ、中国各国の、人工知能産業の専門家が集うグローバル・マシン・インテリジェンス・サミット(GMIS 2017)にゲスト出演し、AI最先端技術のアニメ産業への応用や市場競争について見解を述べた。 【スジテクの事業】 スジテクのメイン事業の一つがアプリケーション開発であり、代表の一つが、SNS共有アプリ「NEKOME」だ。


NEKOME https://itunes.apple.com/us/app/nekome/id1294153282?mt=8

「NEKOME」は、ファンコミュニティとアイドルをダイレクトに結び付け、個人的なやりとりを可能にするサービスで、ファンはTwitterなどのオンラインコミュニティと同様に、アイドルに公開メッセージを送信でき、アイドルはショート動画で返信する。 また、同社は、自然言語処理に基づく音声合成システムの研究開発を手がけ、アニメのキャラクターを自動的に生成するメカニクスや2Dや3Dのアニメキャラクターと音声を映像にレンダリングするシステム構築を可能にしている。 ほかにも、外部のAIアプリケーション企業と協力体制を積極的に築いており、その成果として、スジテクの主任研究員であるLiu Yisi氏がNTTや楽天、Microsoft JAPANと共にNLP会議ANLPに出席するなど、活動の幅を広げている。 近年では、ブロックチェーンテクノロジーにも注目し、今後、プロジェクトの一環として手掛けることも視野に入れているという。 勢いの止まらないスジテクの今後の成長が期待される。 【この記事の問い合わせはこちらまで】 子燕国際文化センターは、中国と日本をつなぐ企業として、今後もスジテクのPRおよび主催イベントをサポートしてまいります。 株式会社 子燕国際文化センター メールアドレス:ziyan2011@live.cn

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