top of page
執筆者の写真Talking NEWS

「サイバニクス・エクセレンス・ジャパン(CEJ)ファンド」の設立


当社及び当社の連結子会社であるCEJキャピタル株式会社(以下「CEJキャピタル社」)は、社会課題の解決と新 たなサイバニクス産業の創出を目的として、ベンチャー企業を支援・育成する「サイバニクス・エクセレンス・ジャパン 1号投資事業有限責任組合」(以下「CEJファンド」 )の設立を本日決定しましたので、お知らせいたします。なお、C EJファンドに対して、当社を含む6社からファンド設立時点の出資者(有限責任組合員)として参画するコミットメン トを取得しています。 1. CEJファンド設立の背景 我が国は、超少子高齢社会の急速な進行に直面しており、労働人口の減少、重介護、医療費等の社会保障費の増大 など深刻な社会課題を抱えています。当社及び当社代表取締役社長の山海嘉之(内閣府 ImPACT プログラムマネージ ャー・筑波大学システム情報系教授)は、人・ロボット・情報系が融合複合した革新的サイバニクス技術(*1)を駆 使して、このような「社会課題の解決」に取り組んできました。 2. CEJファンド設立の目的 当社は、ベンチャー企業へのイノベーション創出支援、事業支援、資金供給を通じて、社会が直面する社会課題の 解決と新たなサイバニクス産業の創出を更に大規模に加速させることを目的として、当社とグローバル・ブレイン株 式会社及び株式会社みずほ銀行の子会社であるみずほキャピタル株式会社の3社でCEJキャピタル社を共同で設 立しており、今般、CEJファンドの設立を決定しました。CEJファンドは、サイバニクス産業の発展や事業推進 への取り組みに挑戦する人材や企業を集結させ、グローバルベースで、革新的な技術・機器の研究開発から社会実装 までを一気通貫で推進することで好循環のイノベーションを実現するための新たな産業インフラとしての機能を担 います。 3. CEJファンドの概要 (1) 名 称 サイバニクス・エクセレンス・ジャパン 1号投資事業有限責任組合 (通称)CEJファンド (2) 所 在 地 東京都渋谷区桜丘町 10 番11 号 (3) 設 立 根 拠 等 投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づく投資事業有限責任 組合の設立 (4) 設 立 年 月 日 2018 年7月 12 日 会社名 CYBERDYNE株式会社 代表者名 代表取締役社長 山海 嘉之 (コード番号 7779 東証マザーズ) 問合せ先 取締役コーポレート 部門責任者 宇賀 伸二 (電話 029−869−9981) (5) 運 用 期 間 10 年間(最長 2年間の延長可能) (6) 無限責任組合員 CEJキャピタル株式会社(当社の連結子会社) (7) 有限責任組合員* (設立時点、順不同) CYBERDYNE株式会社(当社) 大和ハウス工業株式会社 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 大同生命保険株式会社 株式会社みずほ銀行 みずほキャピタル株式会社 (8) ファンド総額(設立時点) 92 億円(ファンド設立から 1年間、募集を継続) (9) 投 資 対 象 人や生活の支援に関する医療・ヘルスケアやロボティクス・AI・ビッ グデータ・IoH/IoT(ヒトとモノのインターネット)などサイバニク スに関連するテクノロジー分野におけるベンチャー企業 *有限責任組合員の意向により、各組合員の出資約束金額は非公開とさせていただきます。 4. 異動する子会社(CEJキャピタル株式会社)の概要 (1) 名 称 CEJキャピタル株式会社 (2) 所 在 地 茨城県つくば市学園南二丁目 2番地 1 (3) 代表者の役職・氏名 代表取締役:宇賀伸二(当社取締役) 山海嘉之(当社代表取締役社長)が筑波大学との兼業承認を取得した 場合、当該会社の代表取締役として選任する見込みです。 (4) 事 業 内 容 サイバニクス産業の創出、成長促進 投資事業組合財産の運用及び管理 (5) 資 本 金 5百万円 CEJファンドの設立に伴い増資の見込みです。 (6) 設 立 年 月 日 2017 年12 月28 日 (7) 大株主及び持株比率 CYBERDYNE株式会社 60% (8) 上場会社と当該会社 と の 間 の 関 係 資本関係 当社の当該会社に対する持ち分比率は 60%です。 人的関係 当社の役員・従業員が、当該会社の役員を兼任していま す。 取引関係 当該会社は、当社と業務委託契約を締結する予定です。 5. 今後の見通し CEJファンドは、当社の連結対象となる見込みです。このため、CEJファンドの業績及び資産・負債は当社の 連結財務諸表に取り込まれます。 CEJファンドの無限責任組合員であるCEJキャピタル社において、業務執行に関わる報酬及び費用は、当社連 結業績において金融収益及び金融費用に計上される見込みです。 具体的な影響額については、必要に応じて開示を行います。 *1 サイバニクス技術: 人・ロボット・情報系が融合複合した【サイバニクス】という新領域の技術。人と情報系とロボット系を機能的に繋ぎ、物理 的・情報的・生理的インタラクションを実現します。サイバニクスは、筑波大学山海嘉之教授(当社社長)が創成し、『人』 +『サイバー・フィジカル空間』の融合である「Society 5.0/5.1」を牽引するコア技術領域でもあります。

以 上


閲覧数:0回0件のコメント
bottom of page