「ＩＴ導入促進チーム」結成し、中小企業のＩＴ導入を支援

千葉商工会議所（千葉県、石井俊昭会頭・千葉銀行）は、地元ＩＴベンダー3社と連携して「ＩＴ導入促進チーム」を結成し、中小企業のＩＴ導入支援事業を開始した。

　ＩＴ導入相談の受け皿の用意と、ＩＴ導入のメリットへの気付き促すことを目的としたもので、今年度はセミナー（3回）、展示会（セミナーと同時開催）、事例集の作成、相談窓口の開設、商工会議所職員の研修を行う予定だ。

　7月12日には第1回となるセミナー「働き方改革実現！中小企業のＩＴ導入セミナー」を同所で開催。株式会社ナーツ代表取締役でＩＴコーディネーターの野中栄一氏が登壇し、ＩＴ導入を巡る動向や、比較的容易に導入できるＩＴツールおよびＩＴ導入事例の紹介、ＩＴ導入補助金などについて説明。中小企業、小規模事業者、ＩＴベンダーなどから41人が受講した。

　会場では「ＩＴツール展示会」を同時開催し、主にバックオフィス業務の効率化に役立つＩＴツールを紹介。セミナー後には多くの受講者が展示会に参加し、出展企業に積極的に質問する姿が見られた。

　（写真：セミナー（左）と展示会の模様）