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メドピア株式会社が運営する論文検索・共有サービス「JOURNAL」に医療用ASP型翻訳サービス「医詞オンライン」を提供


医療用チャットサービス「メディライン」を提供する、株式会社シェアメディカル(代表取締役:峯 啓真)は、メドピア株式会社が2018年7月30日より、運営を開始した論文検索・共有サービス「JOURNAL」に、約560万語の医薬専門辞書を搭載したマシン・トランスレーションサービス「医詞オンライン」を提供する。

 「JOURNAL」はPubMedに掲載されている数千万件の医学論文のタイトルと要旨を翻訳し、日本語で検索できるようにした医師向けサービス。医師専用コミュニティサイト「MedPeer」内で提供されている。  シェアメディカルは7月に「国際病院事務管理研究会」を発足させ、医療の国際化、多言語化を支援するなど、医薬専門分野でのマシントランスレーション技術に強い。 ▼国際病院事務管理研究会:URL https://www.i-hm.org/


医詞オンラインとは?


日英、英日医薬専門機械翻訳のASPサービス。臨床医学や医薬品など専門性が高い560万語の辞書を持ち、簡単なAPIを組み込むことで、専門翻訳サービスを実装できる。また、高速で翻訳内容を返すことが可能なので、サイトやアプリ化して組み込む際に、ほぼリアルタイムで翻訳結果を表示することが可能となった。 https://www.ikotoba.jp 一般英語と異なる医療英語 医療英語は一般英語と異なる意味を持つことが多いので、一般機械翻訳サービスを利用してしまうと、意味が変わった訳が返されることがある。 例)Healthy fertile women under the age of 35 一般的な翻訳サイト例:「健康な肥沃な女性は35歳未満です」 医詞オンライン例:「35才未満の健常な妊娠可能な女性」 fertileは一般的には「肥沃な」と訳すが、医薬分野では「妊娠可能」と訳すのが正しい。こうした医療向けの訳はたくさん存在する。 今後の展開 製薬会社の医師向けサイトなど医学論文を掲載するサービスを行っているところは多い。ただ、利用頻度はコンシューマー向けに比べると小さいため、従来の方式ではコスト高となってしまう。医詞オンラインのASP型のサブスクリプション課金方式を利用することでコスト抑制と利便性の向上が図られると考えている。

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