~ポート地方創生支援室、地域における人材確保力の強化推進事業開始~
ポート株式会社(本社:東京・新宿区、代表取締役春日博文、以下ポート)は6月21日、徳島県小松島市(濱田保徳市長)と雇用創出による定住人口増加を目的とした総合的な地方創生支援プロジェクト「地域における人材確保力の強化推進事業」を開始します。本事業は平成30年度・31年度にわたる2か年の取り組みです。
平成29年度、ポートは雇用創出を目的とする企業誘致を小松島市にて実施しました。企業にとって立地メリットとなる地域資源の調査を基に小松島市の企業誘致戦略を策定。その後、独自の企業ネットワークを活用して、地方進出を検討中の首都圏企業に対して、小松島市視察ツアーや市内サテライトオフィスでのお試し勤務等の誘致セールスおこないました。この結果、小松島市における誘致企業獲得の実績をつくっております。本年度は企業誘致だけでなく、雇用創出実現に必要な市内求職者改革も実施し、小松島市の若者雇用創出を実現するための複合的な事業を行います。進出企業や地元企業のニーズに合った人材と地元若者とのマッチングを推進し、若者の定住と雇用創出拡大へと繋げていきます。
徳島県小松島市について 小松島市は徳島県のおよそ東部中央に位置し、総人口38,755人(2015年10月時点)。人口は1985年の43,998人をピークに年々減少し、2040年には28,779人とピーク時の約半分にまで減少する見込み。(【出典】総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」) 市内の主要産業の業種は製造業や農業が中心となっており、若い世代が就労を希望する事務的職業の需要と供給のミスマッチが起こっています。就職のタイミングでの市外流出が著しいため、Uターン促進・転出抑止両方への対策として若者の好む職業の企業誘致を行うだけではなく地元の企業とのマッチングをはかるための機能を強化していく必要があります。
ポート株式会社について
創業8年目を迎えるポートは「世界中に、アタリマエとシアワセを。」 をミッションに掲げ、リアル産業の社会課題の解決に向けて、革新的なプロダクトを作り出すことを目指しています。キャリア、ファイナンス、メディカル等の領域にてインターネットメディア事業を中心に、患者と医師を繋ぐ遠隔診療事業や地域課題に向き合う地方創生事業を展開しています。
地方創生支援室の取り組み 2016年4月、人口約5万人の宮崎県日南市に初のIT企業としてサテライトオフィスを新設。現在は約20名を雇用。日南市進出に向けて求人を出したところ、同県内外の若者から応募が殺到。10名程度の採用枠に対し、約300名ものエントリーが届きました。「本当は地元に帰りたいのに、働きたい仕事がないために地元を離れなければならない。そんな若者がこんなにもたくさんいる」という地方の現状を知り、自らの実体験を活かした地方創生の取り組みを始めるべく、2016年地方創生支援室を立ち上げました。 現在では、北海道、北陸、南関東、関西、四国、中国、九州など300自治体に若者の人の流れを創り出す人口減少対策を進言。約30の自治体に向けて、Uターンや企業誘致の戦略策定から実行支援まで行っています。
人口動態調査と分析
まちづくり、移住定住戦略策定
地元企業の採用支援、企業誘致
雇用創出に関する事業提案 等