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若者支援の認定NPO法人D×P、個人投資家より1000万円の寄付


認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:大阪市、理事長:今井紀明、以下D×P)は、2018年8月9日(木)株式会社リブセンス共同創業者の桂大介さんより1000万円のご寄付をいただきました。

認定NPO法人D×P(ディーピー)(本社:大阪市、理事長:今井紀明、以下D×P)は、2018年8月9日(木)株式会社リブセンス共同創業者の桂大介さんより1000万円のご寄付をいただきました。

経済産業省によると、ベンチャー企業へ投資を行った個人投資家に対して税制上の優遇措置を行うエンジェル税制を利用した投資額は平成27年に25億円を超えました。投資を通じて企業の経営を支え、経済活性化に貢献するエンジェル投資家により投資額が増えています。

一方、NPO法人は十分な資金が集まりにくい現状があります。内閣府の平成29年度 特定非営利活動法人に関する実態調査によると認定・特例認定法人でも収益1,000万以下が32.1%、認定を受けていない法人では収益1,000万以下が半数を占めています。

D×Pの2017年度の収益は、助成金と個人や法人の寄付を合わせて約6000万円になりました。そのうちの8割以上を寄付としていますが、寄付収入に特化することで、経済的に困難な高校生へのサポートなど収益化の難しい事業が実現できるようになりました。現在は、通信制や定時制高校の高校生たちのサポートだけでなく、高校生コワーキングスペースの運営を行うなど、世の中に新しい価値を提供しています。

また、ベンチャー企業におけるエンジェル投資家のように、経営面への助言を行い並走できればNPOの成長スピードがあがり安定した経営基盤獲得にも繋がります。このように、エンジェル投資家のもつ投資手法やマネジメントのノウハウを活用し、エンジェル投資家や資産家からの寄付でNPOの事業規模拡大や経営面のサポートを行うことができれば、成果の最大化が見込め大きな社会的インパクトが期待されます。

今回のプレスリリースを出すにあたり、桂さんよりメッセージをいただきました。

「代表の今井さんとお話して、すぐに寄附を決めました。D×Pが手がけるような高校生への支援は、収益化の難しい分野の一つだと思います。しかし、マーケットサイズと意義深さは比例しません。営利企業や株式投資がアプローチしづらい領域にも、もしくはそのような場所にこそ、支援すべき社会課題があることを知りました。今回、寄附という形で応援できることを嬉しく思います。」

桂大介さんのプロフィール

1985年京都生まれ。高校生の時から個人事業主としてシステムの受託開発を始め、早稲田大学入学後の2006年に代表村上らとリブセンスを共同創業。創業後は取締役として経営を行う傍ら、開発、人事、マーケティングなど様々な部門を歴任。2017年に取締役を退任し、社外にも活動の幅を広げる。

また、最後にD×P代表今井紀明よりメッセージがあります。

「NPOに寄付をすることで出せる価値があります。今回の寄付を通して高校中退や不登校の経験をしてきた高校生へのサポートに特化したNPOとして成果を出していきたいと思います。寄付型のNPOだからこそ進学や就職だけではない生き方や進路を高校生ひとりひとりに提供することができたと自負しており、今後も社会の変化に応じた事業を届けていきたいと思います」

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団体概要

認定NPO法人D×P(ディーピー)

公式WEBサイト:http://www.dreampossibility.com/

通信・定時制高校の高校生のサポートに特化したNPOです。高校生に「人とのつながり」と「働き、生きる場」を提供することを目指し、現在大阪・京都・兵庫・滋賀・札幌・岡山などでプログラムを提供。年間約1,000名の高校生をサポートしています。


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