〜飲食店としての機能に加え、地域の雇用と産業を盛り上げリードする拠点へ〜
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(所在地:宮崎県児湯郡新富町(こゆぐんしんとみちょう)、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は新富町を拠点に、地域商社として地元の農業や産業支援を行っておりますが、その一環で、町内の商店街に8月19日(日)にオープンする「KOYU CAFE(こゆカフェ)」についても支援を行いました。同店は地元女性起業家が企画し、東京からの移住者とともに立ち上げて開業するカフェです。オープン後は地元の女性を雇用しながらカフェ運営するほか、商品開発やマーケティングを行うリアルな「場」に活用したり、飲食店開業を志す女性らに対し、そのノウハウを共有する「場」としての機能も目指します。(運営会社:株式会社SAMURAI)
未経験でも実現できたカフェ事業
今回、同店の立ち上げを行ったのは飲食で起業したいと考えていた未経験の地元出身女性。「新富町にもカフェが欲しい」という住民の声に応える形でプロジェクトを発足させ、東京から移住し、新富町を第二の拠点として活動する商品開発プロデューサー小野 茜氏(株式会社EAT UNIQUE代表)のサポートを得ながら準備期間わずか3ヶ月ほどでオープンすることができました。約20坪の店内にはカウンター、テーブル、ソファ席と計20席を配し、当面はランチタイム及びカフェタイムの日中のみ営業を行います。 キャリアや業界での経験が無い女性でも開業できたことを一つの成功事例とし、こゆ財団では今後もチャレンジしたい人々を支援するプラットフォームになれればと考えています。
画像:左から商品開発プロデューサー 小野 茜、カフェ事業の立ち上げ担当 永住美香、カフェ運営スタッフ 小田典子(敬称略)
地元農家と連携したメニューで地産地消を実践
メニューは地産地消をテーマに、新富町産の野菜や果物を多く取り入れます。旬のフルーツを用いたスムージーやジュースのほか、ランチにはオリジナルレシピのカレーをスペシャリテとして提供。その時々で収穫できるものを使い、メニューを通じて地元農家を紹介することも需要なコンセプトと位置付け、事業アドバイスを行いました。 今の時期は、なす・おくら・きゅうり・トマトなどの夏野菜やスイカ・ブルーベリーといったフルーツ類を。そのほか、今後は卵や肉類なども積極的に活用していくよう、仕入れルートのアドバイスや農家とのマッチングもサポートいたします。
商品開発やマーケティングの場としても活用
「KOYU CAFE」では、定休日や閉店後に店を開放するなど、カフェ営業時間外にもこの場所を有効活用することを考えています。具体的には、飲食店開業を目指す方に向けた研修や勉強会を開いたり、地元の食材を使った特産品の開発を行う拠点にすることを検討しています。「KOYU CAFE」をきっかけに、女性たちのチャレンジがさらに広がっていくことをこゆ財団としても目指してまいります。
店舗概要 店 名:KOYU CAFE(こゆカフェ) 住 所:889-1411 宮崎県児湯郡新富町富田1-21 営業時間:11:00-16:00(15:30L.O.) 電 話:0983-32-1150 定休日:不定休
グランドオープン前日の8月18日には、セレモニーと関係者を招いたレセプションを開催。ゲストとして、月刊ソトコト編集長の指出 一正氏をお招きし、テープカットに参加いただきました。指出氏は実際に完成したカフェを訪れて、「素敵なカフェのオープン、おめでとうございます! 永住さんのお人柄で、人が集まり、人と人とがつながっていく『関わりの生まれるカフェ』として育っていくことを確信し、楽しみにしています。心からおすすめの場所です!」とコメントを寄せてくださいました。 こゆ財団とは 2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、「強い地域経済をつくる」をミッションとし、行政では成し得なかったスピード感で『特産品販売』と『起業家育成』を行いながら地域経済の創出に取り組んでいます。主に、国内流通わずか1%といわれる国産ライチのブランディング・販売や、起業家育成塾「児湯シータートル大学」「地域を編集する学校」などを実施しています。 法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド 代 表:代表理事 齋藤 潤一 ▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp ▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/ ▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402