株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)の提供する電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、岐阜県飛騨・高山地域を対象とする電子地域通貨「さるぼぼコイン」が飛騨市と連携し、10月1日(月)より市役所窓口での証明書発行等の手数料支払いに対応します。
「さるぼぼコイン」は飛驒信用組合(本店:岐阜県高山市、理事長:大原 誠)とフィノバレーが取り組む地域通貨で、スマートフォンアプリ上で利用できる電子通貨です。昨年12月に加盟店約100店舗にて商用化を開始し、今年9月時点で加盟店が750店舗以上となっています。 利用者は加盟店に設置された二次元コードをスマートフォンアプリで読み取ることで手軽に決済できます。セキュリティ面にも配慮しており、取引履歴がアプリ上で管理できるほか、指紋認証や暗証番号の設定が行えます。加盟店側は二次元コードの設置のみで導入可能なため初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入できることに加え、現金の管理や取り扱いの手間が省け、ワンオペレーション店舗では特に衛生面やオペレーションの観点からも便利な通貨です。加盟店は売上金として入金されたコインを預金口座へ換金入金できるのはもちろんのこと、他加盟店への支払いなどを直接コインで送金することも可能です。 <さるぼぼコイン概要> ・対象者:アプリ(無料)をダウンロードされたユーザー ・利用可能店舗:高山市、飛騨市、白川村の約750店舗 ・チャージ可能場所:飛驒信用組合営業店舗窓口(店舗数:16店舗) ・チャージ上限金額:10万円(さるぼぼPayユーザー)/200万円(さるぼぼBankユーザー) ※さるぼぼBankは、飛騨信用組合に口座をお持ちで、所定の手続きをされた方が使える機能です。 上限額引き上げのほか、ユーザー同士の送金、飛騨信用組合口座からのチャージが可能になります。 ・チャージ時のポイント付与:チャージ金額の1% ・交換単位:1円=1コイン ・有効期限:最終利用日から一年後の当月末日(ポイントは付与日から一年後の当月末日) 「さるぼぼコイン」アプリのダウンロード 飛驒信用組合 ホームページからダウンロードできます。 URL: https://www.hidashin.co.jp/coin/ 今後の展開 今後は利用状況を見つつ、来年度に向けて市税納付対応も検討していく予定です。また、利用者の利便性向上のため、今秋中にも専用チャージ機や利用者限定のインフラサービスの提供開始を予定しています。 MoneyEasy(マネーイージー)とは 株式会社フィノバレーが提供する、電子地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステムです。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にします。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できることが特長です。また、グループ会社である株式会社アイリッジのスマートフォン向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」と組み合わせることでマーケティング機能を融合した決済基盤が構築でき、地域活性化への活用が期待できます。オフィス内通貨としても利用できるため、社内制度との連携や社員間のコミュニケーション活性化施策などにも応用できます。 株式会社フィノバレーについて 株式会社フィノバレーは、電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたフィンテックソリューションを通じて、世の中の様々な課題の解決を目指しています。地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」を筆頭に、小田急電鉄の新宿シネマ&バルWEEKの電子地域通貨「シネバルコイン」などの支援実績があります。2018年8月より株式会社アイリッジのフィンテック事業を承継する子会社として新たに事業をスタートしました。 株式会社アイリッジについて 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した、企業のO2O支援を行っています。O2O支援はスマートフォンを利用したもので、O2Oソリューション「popinfo(ポップインフォ)」の提供、O2Oアプリの企画・開発、集客・販促等を中心とした企画・運用支援(O2Oマーケティング)をサービスとして提供しており、O2Oやスマートフォン向け位置連動型サービスの分野では業界トップクラスの実績があります。 URL: https://iridge.jp/