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「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞表彰式



日本で一番大切にしたい会社

記念撮影する受賞企業と関係者ら

 人を大切にする経営学会(会長=坂本光司・元法政大学大学院教授)は3月22日、東京都千代田区の法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎さったホールで第9回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の表彰式を開催し、20社・団体を表彰した。大賞となる経済産業大臣賞は生活協同組合コープみやざき(宮崎市が)が、中小機構理事長賞は武蔵境自動車教習所(東京都武蔵野市)がそれぞれ受賞した。

 開会に伴い、実行委員長を務める清成忠男・元法政大学総長が「高齢社会では福祉が重要になってくる。高齢者を大切にする会社経営は社会に貢献している」と挨拶。審査委員長を務める坂本会長は「今回は自薦・他薦を含め100社の応募を世界で最も厳しいと考えられる基準で審査した。従業員をきちんと人として雇用しているかどうかが最重要」などと講評した。


日本で一番大切にしたい会社

来賓として出席した高田坦史・中小機構理事長(写真)は、同機構が持続可能な開発目標であるSDGsに取り組むことへの大切さを訴えていることに触れたうえで「日本は少子高齢化という構造的な問題を抱えているため、企業間の人材争奪戦はますます激しくなってくる。企業はこの環境の変化をしっかり認識して対応しないと生き残っていけない。この表彰制度で優れた経営が広がり、豊かで明るい社会が実現することを祈念する」と挨拶した。

 同表彰制度は、同学会の「自社のみでなく取引先から顧客まで経営に関わるすべての人たちの幸せを追求・実現することが企業経営の最大で最高の使命と責任」とする考え方に基づき、趣旨に沿った経営を実践する企業を顕彰するもの。経済産業省、厚生労働省、中小企業庁、中小機構などが後援している。

 受賞企業の概要は学会ホームページで。


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